9日に、要請文を四国電力に提出し、今後の会合では会社経営上に決定権のある方の出席を求めました。

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第2回目 16年1月22日 四国電力本社2階にて 

追加質問と新規質問3項目

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プレスリリース
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四電との第2回会合1

 

四電との第2回会合2

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第1回目 2015年11月30日 四国電力本社2階にて 11月29日高松大行動参加者から15名が参加。

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11月30日10時~11時半 

四国電力本社2F会議室

 出席者:11/29伊方原発を再稼働させない高松大行動への参加団体、個人から15名制限で

 司会)名出、外京

 

司会)

 お忙しいところありがとうございます。事前にお渡ししている要請文に回答いただいて、こちらいからも質問を。時間限られているのでできるだけ簡潔にお答えをいただきたい、そもそも文書で回答を求めていましたが、文章での回答はなしということです。

 

四電側:広報部でエネルギー広報グループの奥田、同じく小山、同じく下大平各氏、自己紹介。

 

四電奥田)

 いただいておりますものを拝見して、要請文の中の申し入れ部分とご質問部分と理解しました。今日はご質問部分についてまず返答を。私受け取ってないけれども質問だよという部分もあろうかと思いますが追加質問で。

1.伊方原発は8ヶ月の長期広域停電に耐えられますか

 原発さよなら四国ネットワークさまから、伊方原発は8ヶ月の長期広域停電に耐えられますか、というご質問。

ご主旨につきましては関西大学の先生が発表した内容を取り扱って、5ヶ月から8ヶ月、仮に伊方原発が再稼働した場合に広域停電の中で冷却ができるのでしょうかと戴いております。

 

a) これに対してのご回答、まず、原子力発電所の電源対策についてはかねてよりご説明もうしあげています通り、送電線からの受電だけに頼っているのではありません。非常用ディーゼル発電機あるいは今回の福島第一原発の事故を契機に整備しました電源の確保対策、これによりまして仮に長期に停電発生したとしても原子力発電所の中の炉心冷却に影響は無いというような対策を講じております。

 ディーゼル発電機等々の燃料につきましても二台ある発電機の燃料を両方動かして一週間、実際には一機運転で賄いますので最低でも2週間分の発電機燃料を構内に備蓄しております。

 またその間に補給用の燃料につきまして陸海空それぞれのルートを通して補給をしていくと言う対策をとっております。

 これによって発電所で外部からの電源が途絶えた場合も、所内にありますディーゼル発電等非常用電源を使って原子炉の停止にもっていくことができると考えております。

 

b) 次のご質問に参りますが、津波対策の部分についてご質問をいただいております。伊方原発の再稼働よりも優先させるような問題があるんじゃないかという。公益企業として四国電力の使命について伊方原発の再稼働よりも優先することがあるんじゃないかと言うご質問でございます。

これにつきまして、1つはですね、国の方の電力と自然災害等対策ワーキンググループこちらのほうで、南海トラフの巨大地震まあ1000年に1回クラスの巨大地震、こちらへの対策についていろいろ検討しております。当社の場合橘湾の発電所につきまして使用機器の浸水対策をしております、また阿南火力発電所におきまして開閉器リレー等の設備について移設するなどの対策をしておりまして、南海トラフ巨大地震につきましても対応できるような対策をしております。

 これらの対策によって1番早く復旧できるところは、坂出それから西条発電所こらは瀬戸内海側にございますので津波の被害あるいは地震の被害が全く少ないものでございます。こちらについておそらく1ヵ月以内程度には復旧できるものと考えております。まずはそれによって電源を四国内の発電所で確保する、あるいは本州四国の連系線こちらによって電力供給をいただく言うふうに考えております。まぁそういった対策によって震災発生から1週間から2週間程度で回復すると考えております。そういった対策を弊社の火力発電所でも長期の停電がないようにしていきます。

 

c) 次のご質問で非常用ディーゼル発電機の起動失敗確率を問うてます。

これにつきましては数字自体、生の数字はすいませんメーカー情報と言うことでお示しかねますが、これまで発電所の運用においてディーゼル発電機について起動試験等々も実施しておりますが失敗確率は非常に低い、しかもそれが二台ございますのでディーゼル発電機が起動しないということはまずないと。

 今回もし非常用ディーゼル発電機が使えない場合でも恒設用の非常用発電が備えておりますこれらのバックアップのバックアップという形の電源を備えておりますので、発電所の中で電源が喪失することはないと考えております。

 

d) それから地震の関係で、南海トラフ巨大地震のハザード発生確率の計算結果を示していただきたい、という質問ございました。地震の発生確率自体の計算は当社では実施しておりません。ただまあ一般に南海地震だと30年以内に70%と言われております、まぁそういった数字がございます。

 南海トラフの地震について1つ申し上げますと、巨大地震ということで内閣府が想定しております非常に強い震動があった場合、しかも強い震動が発生する領域が原発の下にあるという追加のケースを考えた場合、伊方原発の基礎岩盤での揺れは加速度で181ガルという風に想定しております。これは基準地震動相当よりも低い値になっております。従いまして発電所の重要設備等々は、南海トラフ巨大地震が起こった場合にも問題無く耐えられると考えております。

 

2.水蒸気爆発問題

 続きまして、伊方原発を再稼働させない高松大行動実行委員会さんのほうから寄せられた申し入れ書の質問です。コアキャッチャーの話を書いてらっしゃいました。

 コアキャッチャーがない伊方発電所では過酷事故対策がかえって水蒸気爆発を起こすおそれがある、あるいは再臨界が防止できないんじゃないか、といった事を質問されてらっしゃいます。

 それから水蒸気爆発のことについての質問、コアキャッチャーの代わりとなるピットの中に対策要素が要るのではないかという質問。これに対しお答えいたしますが。

 

a) まずコアキャッチャーにつきましては欧州でのプラントで新設プラントに要求事項がある、ただしこれはコアキャッチャーというものをつけなさいではなくて、炉心溶融事故の時に溶融をした炉心が格納容器等を壊さないようにしなさいという、性能要求です。

これ基本的に日本の新しい規制基準も同じでそういう性能が求められる。

これに対して当社におきましてはご存知のように格納容器に注水する、下部に水をためることによりまして原子炉容器の中の燃料が落ちてきた場合にそれを冷やして、格納容器が破損しないようにすると、そういう対策を我々はとっております。

 そのリスクについて、確率論的リスク評価が行われておりまして、そちらの内容はまだ現在進行形でございます。どういった評価をしているかという事はまだ具体的にお答えできない段階にあります。

 水蒸気爆発のお話がありまして、溶融炉心が落ちた時に爆発するんじゃないかということですけれども。

 この評価につきましては今回の新規制基準対応の申請書の中で確認しております。

まあ、当然水蒸気発生するのは発生するんですけれども、格納容器が破損するようなそういうレベルでは無いということで評価いたしまして、規制委員会さんの確認をいただいております。

 

b) 再臨界にならないんですか、ということですけれども、これにつきましても溶融炉心については不純物が沢山入ると、あと減速材になります水がなくなってくる、このことから、核分裂に寄与する熱中性子が減りますんで再臨界になることはない、ということでこちらも規制委員会の審査の中で(実施されています)。

 欧米でコアキャッチャーを付けているじゃないか、というご質問ありましたけれども、これについても同じような性能要求である、既設のプラントにつきましては、日本と同じように水を貯めるという対策がなされていると(聞いております)。

 

3.佐田岬半島の避難困難者問題

 次のご質問で、伊方原発で避難者が発生しても彼らの受け入れ支援することが難しい、特に発電所から西の方角の方々の避難、あるいは四国におけるいろいろな河川の汚染が発生するんじゃないか、そういった認識を示していらっしゃる。

 事故時につきましては我々当然原子力発電所の事業者は事故が発生しないようにいろんな対策をとっております。一方でこの避難計画につきましては愛媛県さんあるいは各30km圏の市町の方々こういったところが避難計画を策定されていらっしゃる。その内容につきましては伊方地方原子力防災協議会あるいは国の原子力防災会議等々で確認された内容であると理解しております。これについて当然今のものが完璧かどうかと言う議論はございますけれども、今後先般の総合防災訓練の結果等を踏まえて今後ブラッシュアップが図られていくものと思います。もちろん当社の避難につきましては県町等のそういった方々と議論させていただいて我々としてできる対応をはからせていただいて、と考えております。

 

4.電力会社の基本使命とは何か/再稼働の必要性

 四国電力がとるべき対応は当社の基本姿勢であるならば、四国電力がとるべき方策は伊方原発の廃止ではないかそういうふうなお話がございました。

 当社の基本使命といいますと、勿論電気を供給する、しかもその電力は安いものでなければならない、停電ない、低廉な電気を安定供給する、これが使命というふうに考えております。その中で伊方発電所が全体停止しているという状況が続いているわけですけれども、その中で電気が足りているじゃないかそのような話もございます。

 我々休止火力も立ち上げて、今供給責任を全うしているところでございます。ただこれが今後恒久的に今の状態で続けて行けるかどうか非常に危険を伴っております。いまの状態というのは緊急避難的にそういった老朽火力を使っております。今後施設にトラブルがあれば停電が発生しかねないと言う状況でございますから、今後我々としては伊方3号を再稼働して電気を安定供給できる態勢をとっていくということで考えております。

 

5.出資の撤廃を

 未来を考える脱原発四電株主会さんからの質問いただいていますが、四国電力は、原子燃料に関わる日本原燃、あるいは原子力研究開発機構への出資を行っているけれども、経営リスクを低減するためにそれを止めるべきだ、同様に株式は売却すると言うようないただいています。これご質問、ではなくご意見でございます。

 原子燃料サイクル自体につきましてはエネルギー基本計画あるいは最初にあるいはプルサーマル推進ということで明記されている状態でございます。それに従って当社も資源有効利用等の観点から使用済み燃料は再処理して、再利用して使う使用済み燃料は最初にして再処理してと言うことで必要性を今後とも日本原電それから研究開発機構へは必要な支援を実施していくと言う立場でございます。

 

6.三菱製蒸気発生器の問題

 それから鹿児島反原発連合さんの方から川内原発、蒸気発生器は欠陥製品である。アメリカのサンオノフレ原発のいらっしゃいます。これにつきましてはサンオノフレの蒸気発生器たしかに三菱製ですけれども今日本国内で使われております伊方でも使われています蒸気発生器とは設計、型式が違うものでありますから直ちに国内で使われておりますものについて直ちに問題が発生するとは考えておりません。

 サンオノフレの蒸気発生器の事故原因、詳細はちょっとアレなんですけれども俗に言う細管が振動して、それによって細管が摩耗したと言うように聞いております。まあこれと同じような状態は日本の原子力発電所では確認されておりません。そういったことで三菱重工さんの方でもですね日本の原子力発電所の製品については問題ないというふうに考えておるという状況であると。

7.中央構造線活断層帯の地震は検討されたのか

 それから規制委員会が伊方原発のすぐ北にある中央構造線の危険性を検証したんでしょうかと言う質問をいただきました。まさに規制委員会の今回の一般審査の中でございました。紀伊半島から九州にわたる中央構造線480kmの全長が動くという評価をいたしておりまして、それによって基準地震動を作成。規制委はその内容を審査して判断していただいたものと理解しております。

 

 一通り、質問形式と思われる所について抜粋して回答いたしました。追加のご質問等ございましたら。

------

1-a. 伊方原発は8ヶ月の長期広域停電に耐えられますか

 

##

 今の答えについて再度伺いたいのですが、私原発さよなら四国ネットワークの##と申します。質問状の、8ヶ月の長期広域停電に耐えられますかと言う質問をさせていただいてます。まずお答えの中で、火力発電所そのもののの被災で1か月程度と言う話があったかと思います。8ヶ月ではないにしても1ヶ月程度ということでこれも結構充分長期の広域停電というふうに言ってしまえる話かと思います。その中で本当に伊方原発、津波による外部電源喪失に伴うメルトダウン、このフクシマの全く二の舞のシナリオになるわけですけれどもこれがありえないと考えるその根拠が本当にハッキリしないんですね。

 電源については7日間あるいは14日間しかない状態で、あらゆる手段を使って政府が重油を運んでくれるだろうから非常用電源安心だ、というような話ですけれども。本来であれば規制委員会も一ヶ月なら一ヶ月長期広域停電するのであればその1ヶ月分の重油をかっちり備蓄をするべき、というような議論が本来あってしかるべきなんですが実際には規制委員会の中でこの問題は議論をされずに終わっている。で、この重要な震災問題なわけですから、四国電力としては自主的にも1ヶ月の備蓄をするなり、そういう追加的な対策を本来取るべきではないでしょうか。

 

四電奥田)さきほどお伺いした内容、若干、繰り返しになりまるが、所内にあります燃料を使えば2週間と。その間に外部から燃料輸送、外部から海路あるいは陸路から運んでくるそれがダメでも空路で運んでくるという方法を我々バックアップとして今確立しております。その方法によって運ぶことができるということを審査の中でも説明して、国の方は2週間以後のこれを含めた上で発電が途絶えた場合に発電所について深刻な安全上の問題が生じない、ということを確認いただいたという状態です。

 

1-C.

 

##)

 それから質問の中で、非常用ディーゼル発電機の起動に失敗する確率ですけれども、2012年の大飯原発再稼働の際に、大阪府市エネルギー戦略会議というところで関西電力に情報提供をもとめたところ、大飯のそれぞれの原発について、ディーゼル発電機の再稼働に失敗する確率が60%程度と非常に高い数字であることを、そこで、大阪府市エネルギー戦略会議の会合の場で紹介をしていました。

 四国電力が本当にその確率を出せないということ自体が問題なんだと思います。

 四国電力さん自身、今伊方の三号機をモデルケースとして確率論的リスク評価というのを始めている、とそれでもって2.3年後にはそれを実用化させて、電力会社から規制委員会にその失敗する確率のトータルの事故が起こる確率を出されるというそのモデルケースに四国電力がなっているのに、いまその数字を出せないと言うこと自体が、非常に疑惑を招く話だというふうに思います。

 

四電奥田)

 おっしゃるとおり、確率論的リスク評価につきましていま現在進行形ですから、当然、結果がまとまれば、公表できることは公表されると思います。今の段階で個別の確率を一つずつ出すのは、とくにこういったメーカー情報を出すことは…

 

##)

 でも関西電力は実績としてその情報を出されていたわけですよね、四国電力は出すことができないという理解でいいのでしょうか。

四電奥田)

はい。

8.事故発生確率の過小宣伝問題

 

##)

 そもそも、もう一回すみません、確率論的リスク評価というのが出来ていない状態で、今、百万年に一回しか、5テラベクレル以上の放出を起こす事故はないと言っている、そのこと自体、ほんとに詐欺的な行為ではないんですか? 

( )そうやね。

 

##) 規制委はそのままうのみにしたのか、実際には規制委は知らないよという判断をしているのかですけれども、百万年に1回という数字がホントに一人歩きをしていますが、本来出すべき確率論的リスク評価は2年後3年後に出される、そういう趣旨ですよね。

 

##)

 ちょっといいですか、いま補足ですがね、経産省で原発のコストについて試算が出ていますね。先の株主総会でも、私株主会の##といいます、質問した問題ですが。経産省自身の試算でも、従来は事故の問題を抜きで試算をしていたんですね。フクシマ以降では、当然補償問題とか、リスクを含めて原発コストに入れたんです。経産省が試算した前提では、最初が40年と言っていた、安全性が高まったので80年と替えたこれも根拠いいかげんだと思いますけどね。いずれにしても40年から80年に1回は、フクシマのような過酷事故がおこるんだ、とその上でコスト試算をしている。

ですから発生確率は今のような一万(百万)というようなんじゃないんじゃないですか?もっと現実的な考えでお答えしていただきたいと思いますね。

 

四電奥田)

 今40年、80年というのは、これ起こるとすれば、フクシマの場合、これをするとしたらいくらくらい、あくまで試算としていますから、それでもって実際に事故がおこるかどうかという確率評価とは別問題と。

( )( )そんな話はないやろ。

 

##)

 東京から来ています##ですけれど、今のはおかしいです、実績で考えてください。今日本では何炉年に1回事故が起こったかご存じですか。奥田さんお答えください。

四電奥田)原子力事故という意味ですか。

 

##)

 そうです。1Fの事故が起こるまで何年動いていたか。私の記憶では一千炉年です。

 ですから1千分の1なんですよ、1基が1年間動いているのを1つとしてカウントしたら。一千年動いている中で1回起こっちゃたんですよ。ですから百万分の1なんてむちゃくちゃ、うそですよ。どう思いますか。

四電奥田)

 今仰った1千炉年に1回、これについては数字ありますから私どうこういうつもりありません。

 

##)

 いや、それが、百万分の一にどうやって減らしたのか、ほんとにそれを減らしたという実績が、あなた自信があるのならね、今のような確率論なんたらの数値でも、出てる数値はどんどん出すべきなんですよ。

 

9.黒塗り白抜きの補正書問題

 

##)

 もう一ついうと、工事計画認可における補正書、あなた方が出している補正書、規制委員会にアップされていますけれども黒塗り白抜きだらけなんですね。

一杯かくしてあるんですよ。図面の全部白紙、各ページ白紙。そんな状態で出すこと自身が、自信があるならば明らかにするべきなんですよ。

それもしないで信用しろというのがあなた方四電の態度ですけどそれが間違っていると思います。お答えいただけます?

四電奥田)

 公表できるものは公表しております。で当然、国の規制委員会の方にはデータ出しております。審査していただいております。公表できるデータと、メーカーのノウハウ、あるいは権利に関わるもの…

 

##)みんなの命が掛かっているんですよ。

 (##)隠している場合じゃないでしょう。

##)

 みんなの命が掛かっているんですよ。瀬戸内海全部汚しちゃうかもしれない、そういうものを動かそうとしているのにね、どうして商業上の秘密とか個人の秘密とか言って隠すんですか。それもね一つや二つ隠しているというんじゃないですよ。25個のファイル沢山のページに黒塗り白抜き一杯あるんですよ。ふざけるな、と言いたいです。

 あなた方本当に隠しそうとしていること少しはあるかもしれない。だけどそんな程度じゃあないんです。専門家が見て、ここにも専門家居ますけれどもその人たちが見ても、650ガルで本当に大丈夫かどうか、誰にも分からない。

 それが工事計画認可の補正申請書です。そんな公表の仕方をしていること自身はあなた方自信がないんでしょう。実は650ガルに耐えられないと思っているんじゃないですか。だってあれ、作ったときは370ガルでしょう。

 (##)もっと低いです。

##)どうですかその点。

四電奥田)

 データにつきましては、今審査が行われています規制庁に提出しています。その場で審査されておる。

 

##) 規制庁なんて信用できないですよ。

国民に公開しないと、専門家が信用できないじゃないですか。

##)

少なくとも住民の納得は得られませんよ。そんな態度では。

##)

 規制庁とお墨付きにされてますが、規制庁は安全を保証する物ではない、と言っていますよ。

安全を保証するものではない、と言われて私たちに規制庁が審査したからいいだなんて、とてもじゃないが。

そこはそちらがちゃんとデータを出していただいて、こちらが納得できるものを見ないと、安全を保証しないと言いながら審査されてとてもじゃないけど安心できない。

 

10.住民説明会の開催否定

 

##)

 それと補足でかまんですかね。最後のページ実行委員会の最後の質問のところ。住民説明会の開催を行うこととあるんですけど、行う意思はあるんですか。それと先日八幡浜市を含め6市町で行われた住民説明会、あれの責任団体はどちらなんですか、これ質問なんですが。

 

四電奥田) 先般行われたもの?

##) そうそう西予市等で行われた。

四電奥田) 自治体さんの方の扱いとなると思います。

 

##

 自治体もしくは国の主催であって、四電さんの主催じゃないですね。じゃあそれ確認させていただきました。

 その上で四電さんの、地域とともに行こう、というモットーから態度からすると、全ての皆さまの信頼関係を強固にし社会に対する責任を果たしていくことが必要不可欠云々、コーナーからいくと、四電さん主催で、少なくとも50km圏内のすべての住民、まあすべては来れないと思いますが、希望する住民に対しては誰でも出られるよという住民説明会を行うことが最低限のマナーですね。それが責任だと思いますよ。そうする意思があるのかないのかを確認させていただけませんか。

四電奥田)これは10キロ圏については説明に行っております。

 

##)私ども一度ありましたから分かりますが。

四電奥田)その外側30キロ圏については民間の団体であります自治会さんやあるいは消防団そういった所については個別訪問で説明に廻らさせていただいているのがそういう形が我々の説明。

 

##)

 しかしそれで充分に説明できますかね、少なくとも九州でも不十分だったと思いますけども各自治体で希望者を募って住民説明会をされましたよ。

 それを各団体から代表を市の方で選んで、招いて住民説明会もどきですけれども行って、なおかつある自治体では住民の傍聴も許されなかった、もちろん住民の傍聴は許されても発言も許されない、これが民主主義国家の中でやられることですかね。それで充分四電さんが、すべての住民全ての皆さまの信頼関係を強固なものとして社会責任を果たしていく、立場を表明されているといえますかね。

四電奥田)

 われわれ、あくまでも、自治会さんと話しまして、この活動はこれからも続けていこうと。

 

##)

 不十分だと言っているんですよ。やっぱり選ばれた人かじゃなくて、聞きたいという人がみな行けるようにしていただかないと、判断を、50キロ圏内の住民有志の会が行った調査でも、住民の過半数が反対なんですよ、賛成と言っても止む無しという人も、せいぜい1/3しか再稼働賛成していないんですよ。そういう人たちは、納得するためどうしたらいいんですか。

 私それに、水産関係に居ますけれども、30キロ圏内の関係者で何人にも聞きますけれども、逃げられないし安全じゃない、というんですよ、じゃあそういう人たちに対してどういう説明をされますか。

四電奥田)

 大多数が充分だとは思っておりません。それぞれの地域の方々には、その手段につきましては、いま申し上げた方法で、やっていく。

 

##)

じゃあ、さきほど私が言いましたように、すべての住民が希望すれば出られるという住民説明会を行う意思はありますかありませんか。

四電奥田)

あくまで、自治会さん消防団さん、個別の地域での話を、今後とも。

##)

 そういうことですね、四電さんとしてはやらない、ということですね。

 

2–a.水蒸気爆発

 

 ##)

 すいません、水蒸気爆発の件についてなんですけれども、そもそも水蒸気爆発の話、要は311の前にはそもそもIAEAの深層防護の第4層である過酷事故の収束策の話はほとんど電力会社の自主的な対応に任されていた。それが311後の新規制基準になって行われたのがその第四層の強化である、そこの目玉がこの水蒸気爆発を起こしかねない湿式によるコアキャッチャーの代替もどきというようなことを、既存の原発だから適用するというのが原子力規制委員会の対応だと思います。 

 しかし、原子力規制委員会ほんとにその水蒸気爆発の危険性をちゃんと検討するそれだけのスペシャリティをもっているのか自体疑問で、日本の中では専門家の議論でも岩波の『科学』でも今年の8月号で始めて大きな論文が出てきたというような状態で、この水蒸気爆発の懸念という問題は、ほんとに新しく専門家の間でも議論をしないといけない課題だというふうに思います。

 で、裁判でも、高浜原発の方の裁判で今まさに取り上げられて、裁判所でもこのことについての審理も行われる、仮処分の異議審の中で、ほんとにこの危険性についてもあらたに認定が出てくる話だというふうに思います。そういうところの中で、ほんとに電力会社さんはどこまで専門性をもってこの話に対応できる、その専門家がそもそも居るんですか、電力会社さん自身は持っているんですか。

四電奥田)

 水蒸気爆発についての審査はもちろん国の審査の中で行われておりますし、いまおっしゃったようなご懸念は確かパブリックコメントの中でも出ておったかと思います。

その中で規制庁さんの方から回答というのは、どういった計算方法といいますか計算モデルを使ったか、といったことまで含めて回答なされておったかと思います。

 それによって、方々から仰ったような内容が出る場合がございますけれども、これについて、私どもの方からご説明するよりも、規制委員会の方からの回答をいただいたほうがよいかと思います。

 水蒸気爆発について水蒸気発生するけれども、破損にまでは至らない。いうような結論がだされている。

 

##)

 そもそも岩波の科学の8月号というのを電力会社さんで読んでちゃんと検討をされているんですか。そのレベルの話から伺いたいですが。

四電奥田)

 今仰った個別の本について電力会社がどう対応しているか、私から言えませんが、当然新しい知見が出てくれば、規制委員会の方が、もちろん対応していくということになりますので、新しい知見についてもしそれが仮に必要なものであれば、対応していく。

 

##)

 2009年のカベンスキーの論文を紹介された##さん、来られていますので是非とも一言、もう少しいただきたい。

 

##)

 ##といいましてコアキャッチャーを専門でやっています、日本ではあまり専門家沢山いませんけれどもコアキャッチャーを専門。いくつもなかの一つは岩波『科学』9月号に高島忠夫先生と後藤さん、水蒸気爆発についての本格的な論文を出している。今まで国内の科学雑誌でも出したことなかったが、始めての論文出ているんですけれども、これを四国電力さんご存じですか。読まれているんでしょうか。この本を持っているんでしょうかそれをまずお聞ききたい。

四電奥田)

 私ちょっとそれお答えできません。

 

##)

 読んでおられないんでしょうか。

四電奥田)

 私自身は読んでおりません。

 

##)

 四国電力さんの技術者さんの中には読んだ人1人もいないんですか。

四電奥田)

 いや、それは分かりませんね。

##)すみませんが、技術系の方もこういう場に同席していただくようお願いしたいと思います。

 

##)

 一つは、その論文については公開するということで、岩波から著作権を貰って、後藤先生がインターネットに公開されていますので、雑誌自身はほとんど定期購読じゃないと一般書店に出てきませんしほとんど一般の方読まれることないと思いますが、インターネットで公開されていますから、ここにも公開された雑誌の原稿がコピーがあります。

 九州電力さんとは2年ほど私交渉をしていますが、九州電力さんは、それは読んでいませんけれども買って読みます、という形で、九州電力さんはおっしゃいました。

ですから、四国電力さんはされないんですか、ということを。

 

 それから2番目に、IAEAの安全基準というのがあるんですけれども、ここの中に今の水蒸気爆発の問題非常に詳しく書かれている。九州(四国?)電力さんは、国際原子力機関IAEAの安全基準というのを読まれてですね、ここに書いていることを、審議されているのかどうか、お持ちかどうか、ということです。私九州電力さんにたびたび伺うと、九州電力さんが参考にしているのは日本の安全基準であって、海外の安全基準とか論文については検討しておりません、とハッキリと回答しているんですけれども、ただ、海外のものは検討していないと言っているんですけれども。

 四国電力さんは、IAEAの安全基準自身をご存じですか、ということと、参考にされているのか、参考にされているのなら今日のような回答出るはずがないと思いますが、まずご存知ということを伺いたい非常に読みやすい日本語に、参考にされていないのか。まずそれからお聞きしたい。

 

四電奥田)

 その答え、私持ち合わせておりません。われわれあくまで国内の法令に基づいて対応しております。ですからそういった法令の中にそういった海外の安全基準、等々も参考に作られておれば、当然、その中に含まれていることになります。実際私自身、あるいは四国電力が直接参考にしたかどうかは、分かりません。

 

##)

 僕も、ここの中に、水蒸気爆発のことを書いてあるんですけれども、ここは非常にかしこく書いてある。規制機関に出している物で、各国の安全基準に整合性あるようにしてあるんで、必ずしも世界最高水準ではないけれども、非常に厳しい基準ではありますけれども、この中には最低限やらなあかんこと書いてありまして、この中には既存の原子炉の場合と新設の場合書いてありますし、既存の原子炉の場合にやらなあかんこともありますし、既存の原子炉の場合に水でコリウムを冷やすことも書いてあるんですが、もう一方でそうする場合水蒸気爆発の起きる可能性があるからそれを充分検討せい、と書いてある。

 四国電力さんの書いてあることは、全くIAEAの安全基準には適合しないんですね違反していることになっています。

 海外の基準であるから関係ない日本の基準だけであればいい、というのなら話は別ですけれども、少なくとも海外の、世界が認めているような、最高水準ではなくて平均的な水準をですね、四国電力さんは全く考慮されていないという意味だと思います。

 この中にあるものを、それから非常に重要なものは、沢山あるんですけれども、これシリアルで###の計画と格納容器の設計とか水蒸気爆発二つの、貴重な資料あるんですが、その中で、過酷事故、深層防護が非常に重要であって、深層防護の…

 

##)

 あの、今日月曜日でしょ、平日じゃないですか、原子力部の方をここに呼んで貰うわけにいかないですか。いまあなたたち広報部の人と話しても話がすすまないじゃないですか、だから原子力部の方をここに呼び出していただけませんか。そうしないとなんのために話しているのかわからない。なめてるよ本当に。

 だって全部規制委員会、規制委員会だって、全部規制委員会のせいにしているだけじゃないですか。原子力部の人をここに呼んで、きっちり議論してくださいや、それがね安全に対する保証ですよ。

##)それから…

##)

 いやここで話したってムダだよほんとに。

 

##)

 一つめは岩波の『科学』9月号この最新の知見こういうものをちゃんと読まれているかどうか。九州電力さんは読まれていますよ。自分で買って。

 それから2番目にIAEAの安全基準そういうものをちゃんと読んでいるか。これを読んでいたら、非常に怖くて水で冷やすなんてできないはずなんです。

 それから3番目に、関西電力さんが今裁判をされていますね、この裁判の内容を四国電力さんご存じかどうか、ということ次の質問です。

とくに裁判は9月14日に名古屋高裁で第二回弁論と、それから10月8日に福井地裁で2回裁判行われておりまして。今回は関西電力さん敗訴したための控訴審だから、どうしても、水蒸気爆発とかそういう問題について回答しないといけない、ということになっている。それで関西電力さんがどういう回答されたか、ということをご存じかどうかということをまず。だからこの裁判をご存じかどうか。

 私たちは、この問題は九州電力さんと原子力規制委員会には2年間ずっと回答を求めたし、それから原子力規制委員会にはパブリックコメントとかですね、それから異議申し立てしたんですね。異議申し立てして8ヶ月経っておるが回答がなにもないんです回答できない。回答しなくてもいいんですがこれ裁判では負けておりますから、回答が出たんですね。

 この回答をご存じですかということ、始めて電力会社からの回答が出た。この回答を四国電力さんはご存じかどうかということですね。

 

 最後に、カベンスキーというロシアの人の論文出た、これ著作権を貰ってませんから一般公開していませんが、今日持ってきております、日本語に訳しまして、私と原子力市民委員会の筒井哲郎さんという方と高島先生とで翻訳した論文あるんですけれども、これが、ロシアの過酷事故対策、特に水蒸気爆発の論文の集大成の論文なんです、これを四国電力はご存じかどうか、読まれた技術者の人は1人でもおられるかどうかということをですね、あの。

 それから、先ほど回答ありました中で、規制委員会がパブリックコメントへの回答について、規制庁が回答を出したんですけれども、規制庁の回答は水素爆発と水蒸気爆発を間違えているんですね。水蒸気爆発の問題についてパブリックコメント書いてあるのに、規制庁の担当官は、水素爆発の問題で回答しておる。だから規制庁の担当官は水素爆発と水蒸気爆発の区別がつかない、だから、そんな専門家がおるのか規制庁に、ということ、私は専門です。高島先生も日本ではずっと水蒸気爆発を40年間ずっと研究してきた、日本の権威です。

 おそらくは、水蒸気爆発のことを全然知らない人が見解出して、大丈夫と思いますよ、と回答している。理論的には全く大丈夫な根拠ない。

 

司会)ちょっと

 

四電奥田)

 いま仰った話、内容についてどうこうできませんが、おそらく炉心冷却ができるかどうか、水蒸気爆発が起こったときどうなるかその審査はされておりますから、

##)なにをですか

四電奥田)その審査はされておりますから

##)どういうことですか。規制委員会は回答なんか1行もないですよ。異議申し立てをされても。保留しているだけですよ、回答なんか1行もないですよ。回答というそれはおかしい。異議申し立て、

四電奥田)

 ちょっと時間もあれですんで…

 

司会)

 回答になっていないんで、この問題ちょっとおいておいて。

司会)

 ご回答いただけないことはちょっとペンディングということでおいておいて。

 実は質問したにもかかわらず質問とみなされていない事項いくつかありますんで、その問題についてもう一回質問したいと思います。

 

 

 

11.基準地震動の過小評価/再評価続きでも適合しつづけ

 

##

 私高知の##といいますどうぞよろしくお願いします。 高知は南海トラフ巨大地震に対する懸念が大変強いものですからその点を質問させていただいたんです。おそらく先ほど出ました南海トラフ巨大地震で30年以内に70%の発生確率と言うもの180ガルを想定していてこれは基準地震動より小さいと言う回答いただきましたけれども、これとんでもない回答だと私たち思っております。

 高知大学の岡村教授という、地震学の権威ですけれども彼によれば、南海トラフ巨大地震でおそらく震度5から6強の地震が伊方にも及ぶであろうとこれ分かり切ってることなんです。これで180ガルというのはとんでもない。

それどころか中央構造線活断層帯が刺激されて誘発された地震はこれ直下型地震となりますので少なくとも千ガルあるいは4千ガル想定が必要であるとはっきり指摘されているんです。それに対してどういう風にお考えですか?

 当初伊方原発が作られた時には300どころか200ガル程度の耐震設計だと思います、それを根本的に変えていない以上は、それがどうして600ガルとか千ガルとかに跳ね上がるのか素人には全然想定できないんですけれどもどういう風な事情で千ガルまで押し上げらるようになったんでしょうか?

四電奥田)

 あのー、ものを作るときにいくらの加速度を想定するか、で、ある値の加速度を想定してものを設計していくんですけれども当然ものには余裕をもって作ります。ですからその余裕がある、たとえば基準地震動470ガルだったのが600(650)ガルに上がりました。これに対して600(650)ガルに耐えられるのかどうかと言う評価して、もとの設計で地震動に対して充分耐えられるということであれば、新しい基準地震動に対して、千ガルの判断が下されます。

 

##

200ガル程度に対して千ガルの余裕があると言うこと?

四電奥田)

 ないものもありましたのでこれについては当然耐震補強をいたしております。

##

対処をしていると?

四電奥田)

耐震補強をしております。

##

耐震補強をしたことで、格納容器や原子炉建屋についても耐震補強をできたという判断ですか?

四電奥田)

 格納容器原子炉建屋についてはもともと充分な耐震性があるのでそれに対しては耐震補強の必要はない。

 

6.三菱製蒸気発生器の問題

 

##

 そしたら質問を変えましょう、蒸気発生器についてなんですけれど。

 私たち加圧水型の原子炉について勉強すればするほどこのうえもなく恐ろしいものだという認識をしております。蒸気発生器(細管)が内径がわずか1.3cm、厚さが1センチに足らないような、0.7mm、中を通っている圧は150気圧で、外からは50気圧、圧力の差は100気圧という中で、その蒸気発生器一本に3000本近い細管があるんですよね、その中を加圧した水がどんどん通っていて、それが3000あるものが揺れながら稼働していてい中からも外からも圧が掛かっている、それが地震が起きたときいったいどうなってしまうのか、蒸気発生器2基ですよね、3号炉の場合に。

( )3基。

##

 3基ですか。ということは9000近い細管がですよ、そこに問題が起きないと言う保証がいったいどこにあるんでしょうか。

 仮に千ガル保証されたとしてもですよ、それが問題無く支障なく動き続ける、あるいは止められてなにも問題なく事故に過酷事故に至らないという保証はいったいどこにあるんですか。

四電奥田)

 地震に限らず、なんらかの原因で蒸気発生器の細管が破断するんじゃないか、まあ広く捉えて、その場合で蒸気発生器の細管が破断したときに事故がどう進展するか、それによって放射能が外へでるのか出るとしたらどのくらいでる、というようなことは、審査の中で評価して…

 

##)規制委員会でしょう、また規制委員会。

##)さきほど回答の中で、関連の話で質問…

##)規制委員会が安全ではない、安全を担保するものではないと規制委員長自身が仰っているわけでしょう。それを私たち一般国民があ、そうですかというふうな受け止めはできない、それをたてにしていくら奥田さんが仰っても、納得できない。

四電奥田)

 規制委員長がおっしゃる言葉尻を私たちがどうこういうことはない。

##

 言葉尻じゃないです。彼のスタンスです。再稼働のために規制委員会がそれをよしとしているわけでしょう。それに対して、私たち客観的にみて、安全を保証するものではない、という規制委員長のその審査の結果を、私たち国民がどうして受け入れられますか。

四電奥田)

委員長は安全ではない、という言い方ではない。

##

それはもう全然議論のすれ違いになります。わたしたちは、蒸気発生器というものが、加圧水型原発の根本的な弱点である、ということを学習しました。それを改めてまた再稼働する、4年も動かしていなかったものを再稼働したときに、一体、その9千本近い細管が安全なんですかということを言いたい。

サンオノフレの例もあるし、スリーマイル島の例もあるし、形式がいくら違うと言っても根本的な構造は一緒じゃないですか。

##

川内原発でも安全審査を通ったの早かった。

 

##

 さきほどの回答の中でも仰っていましたけれど、日本の原発では蒸気発生器大きな問題は起こっていないと仰いましたが、1991年の美浜2号炉の事故でも、蒸気発生器細管のギロチン破断というのがありましたよね。

四電奥田)美浜の事故のことを抜かして、事故を起こしていないとは言っておりませんが。

 

##)そうでしたか。あのときも、蒸気発生器細管とそれを分けるための仕切り板の間にちっちゃなゴミが詰まって振動モードが変わったためにギロチン破断が起きたというような解析だったと思います。

四電奥田)

 具体的には違います、あのときも##バーがきちんと中まで入っていなかったために、少し、細管が破断したというふうに理解しています。おそらく、すこし仰っていることと意味が違う。破断したという点については同じ。

 

##)少しですね。細管が破断したという点については、それの異常は、設計段階、製造段階の異常だ、という趣旨でしょうか。

 

##)しかしですよ、91年の美浜事故のギロチン事故の後、加圧水型炉は製造されていないというふうに聞いているんですけれど、それは危険性で製造者側も揺れているということではないのですか。

それで、形式違うとおっしゃったけれども、サンオノフレ原発は三菱製の蒸気発生器の問題で廃炉にいたったわけですよね、

美浜原発は人為的ミスあると言ったけれども、四国電力の場合、人為的ミスが起こらない保証はどこにあるんですか。

四電奥田)

 サンオノフレの廃炉は、蒸気発生器単体の問題ではない、という風に聞いております。

##)そうですよ。

四電奥田)原子力発電所自体の採算に問題があるということで廃炉に。

 

##)蒸気発生器を、それを替えなければいけない、そのコストと期間のためにあれは廃炉という決定を経営者側がしたわけですよね。蒸気発生器の問題だということは変わりないじゃないですか。

四電奥田)

 型式が違うもの設計が違うもの、これに対して、蒸気発生器なのでくくりでもってあれがだめ、これがだめというのは少し乱暴かなと思います。

 

##

それはそういうことを仰るかも知れないけれども、私たち国民にとっては、それが大きな事故につながる可能性があるのではないか、という危惧がある。それをどういう風に説明されますか、心配ない、とはっきり言い切れますか。技術者ではないあなたが。

四電奥田)

ご心配されているということは分かります、それに対して、私が言いましたようにものがちがうということ、納得できないという気持ちも分かります。私の説明する力不足かと思います。

 

##)伊方原発の蒸気発生器の製造元はどこなんですか。

四電奥田)三菱重工です。

##)##

四電奥田)もう少し質問をお受けできますが。

 

9.黒塗り白抜きの補正書問題

 

##

 さっきの地震の問題ですけれども千ガルから4千ガルどころか、4千ガルを想定しなければいけないんじゃないか、ということを岡村教授言ってられるんですよ、そのことについて大丈夫かということと。

もう一つは、650ガルに設定しているけれども、それはほんとに30年前に280ガルで作った物で大丈夫か。

それで後者については、先ほどお話、元々あって、もともと余裕があって、大丈夫とあったんですけれどもよーゆうよ、と言いたい。

余裕があったのなら、黒抜き白塗りじゃなくて全部公開してください。

大きく2つある、650ガルで小さすぎると言う問題と650でホントに大丈夫か、後者については、じゃあ黒抜き白塗りでなく全部公開してくれ全部納得いくのであれば我々も思えるわけです。

 四電さんも関電さん、高浜もそうです、みんなえらい同じように黒抜き白塗りばかり。そこをまず四電さんはちゃんと公開して始めて、これで30年前作ったときにちゃんとこれだけ余裕あったんですよ。大丈夫なんですよ。これだけ補強したから大丈夫ですよ、とわれわれ納得いくように説明してほしいんです。

##

4千ガルを想定しなければならないということも。

 

四電奥田)

 まず最初のご質問のほうですけども、まず基準地震動の策定においては、基本的にその白抜きの部分というのはないと思うんですが。それに対する耐震性の評価、

##

そうです。工事認可の。

四電奥田)

そこはもう設備の設計に入る話なので、そこはさきも繰り返しになりますけれども、メーカーの方の秘密に、当然なりますから、これは出しますということを答えるわけには。

 

##

公開を強く要望します。それを公開しないかぎりは我々安心出来ません。

##)納得もしないね。

 

11.基準地震動の過小評価

 

四電奥田)

 岡村先生の仰る千ガル、4000ガルというのはたしか違っている?

##

 言っていますよ。

##

2000年に一度の大地震

##

 振動計を付けたから宮城岩手の地震ありましたよね、山がどんと落ちたありましたね、あれは振動計を付けたからたまたま出たと。それを四電さんは地質構造が違うから云々といわれたけれど、四国にはそれがついてないでしょ振動計が、だからそれが測定できないという事情もあると思いますよ。

ですから日本列島で4千ガル超の加速度がちゃんと測定されたという事実をもって、それを想定しなければいけないんだろうと、私は###岡村先生から聞いています。

##

私も教え子です。

##

ご存じでしょうけど福井地裁でもこれで、五つの地震、それがあるから高浜は止めろといったわけですよね、それはご存じですよね。それだけの大きな地震がもう21世紀に入ってから起こっているというわけです。

四電奥田)

 地震動をいくらで評価するのが妥当かというのは、なかなか、難しいけれど。

先生が何をもって千ガル、4千ガルこの評価をされているか、いま地震学のとおっしゃった、まあ地震地質学の先生でいらっしゃる。

地震の揺れの強さ評価をするさいには、もちろん##調査##パラメーターから計算した。その手法でもって、各パラメーターを開示して、評価手法も開示して、公開の場で基準地震動というのは審議されています、それしか申し上げようがないんですけれど。

 

##

 全部みてますし高知県と四国電力の勉強会も私参加聴講していますのでその辺議論あると、いつも、宮城岩手地震に関しては除外されている、意図的に除外されているのではないかと、私たちいつも思っているんですけれど県民が質問できる立場でなかったので、お聞きできないので、いま、どうして除外されているのか、同じ地震列島である日本でも想定外というのが言い訳できないんですねもしなんかあった場合には。

 そういう事実がありながらなぜそれを回避して基準地震動を計算されているのか、そこが私たちは納得できない。これは高知県の声であり国民の声であると思います。いかがですか。

四電奥田)

 これ、#####

 地震の揺れの加速度というのは、地下の地質構造、もちろん地震計の設置されている場所の建物の構造とそういったものと複雑に絡みますから、宮城でこれだけが観測されました、同じ値が伊方発電所の地質、岩盤で起こるとそのままもってくるのはもう科学の世界ではない。

 

 

##

 それを仰るならですよ、日本最大の活断層である中央構造線に僅か数キロの範囲にある伊方原発がそれを起こさないという究極の証明はどこにあるんです。

( )保証はないですよね。( )科学的証明 ( )非科学的

##

 規制委員会委の説明はなんだったんですか、判断した、とおっしゃいましたよね。どんな方法で、どう判断したのか。全然わかんない。ヘタしたら危険と判断したのかもしれない。

四電奥田)

基準地震動につきましてはすべてデータは公開されています。

 

##

すべて、とさっき言った、黒塗り白抜きいっぱいあるし。

四電奥田)

いや白抜きない。

 

##

審査も公開と言われますけれども、規制庁とあなた方のヒアリングというのは公開の前にずっと、毎日のようにずっとやっているじゃないですか、あれ非公開でしょ。議事要旨も批判される、何が議論になったのかさっぱりわからない。だから本当に全面的な公開では全然ありませんからね。

四電奥田)

時間も過ぎておりますが…。

 

12.放射性廃棄物立地問題

 

##

 私脱原発アクションin香川の##と申します。

さきほどから奥田さんが、まあ結局最終的に再稼働する根拠の一つは必要神話、安定供給ということを言われましたけれど、再稼働することによって伴う核燃料廃棄物ですね、この高松は、豊島という、産業廃棄物でその処理にどんなに困ったか。放射能とちがいまして産業廃棄物は、そこに駆けつけて処分するということができる、そういうものですが、本質的に核燃料廃棄物の処理は全くコントロールもできませんし、人類が使えない状況の中で必要神話を持ち出して再稼働すればするほど、核燃料廃棄物は残っていくわけですね。

 私たちは高松に本社があって、本社機能として高松で四電判断される、すぐそばで産業廃棄物の歴史を私たちは刻んでいる、そういう意味から、いくら必要神話言われても

そのよこでどんどんと核燃料廃棄物が、そして捨て場もないままにこの国でふくれあがっているわけですね、それに対して全く説明なくて安定供給というのは、私全く言葉遊びになっているんだろうとおもう。そのことについて全く触れられていませんけれども、どんどんどんどん増え続けていくという事実をどのようにお考えかぜひお聞かせ願いたいと思います。

四電奥田)

 高レベル廃棄物地層処分の話ですね。おそらく再処理した後の、高いゴミの処分についてですね。もちろんおっしゃるとおり、放射性廃棄物につきましては、地下に埋設すると、300メートル以下という方針はありますけれども、まだ残念ながらどこにするか、とう議論のまだ入口にも立っているか立っていないかという状態でございます。

 これたしかに仰るとおり、重要な問題、本人、われわれ世代の##、もうこれはわれわれ含め国、事業者、実際に事業するあのーしっかり各まあ国民全体の皆さんに語りかけてご理解いただいて、処分場探す必要ある。これはもう、今から発電所どうするかという今あるそういう問題だと思っております。塚田さんの仰るとおり、重要な問題として対処せないかん、と考えております。

 

##

26箇所、ほとんど断ったそうですね、各自治体、ですから全然目途経っていないんです。

これについては日本学術会議が、原発の再稼働する前に、高レベル放射性廃棄物どうするか、ちゃんと決めてからやるべきだ、地層処分では危ない、と言ったんですよ日本学術会議。

そういう状態であなた方がどうして動かそうとするのかさっぱり分からない。

汚い話でもうしわけないがトイレなきマンション、なんて甘い話じゃないですよ、トイレなきマンションでウンチするっていうそのこと自身僕間違っていると思う。

 

##

 今日聞きましたけれども、答えを持ち合わせていない把握していないという言葉、非常に多かったことほんと残念ですし、エネルギー広報部がこういうところに出てくる場合に、原子力部が出てくる、きちんとお答えできないことがないようにまず、今回で終わっていただきたくないと思いました。

 

3.佐田岬半島の避難困難者問題

 

##

 それともう一つ私、佐田岬半島を訪れておりますけれども、50キロ、まあ5千人ですよね、あの方々が避難できないと思います。

 今最初のお答えの時に、総合防災訓練を踏まえて、国、県、町と協議して出来る対応はする、とおっしゃったと思います。出来る対応はする、ということなんですが今まで四国電力は避難訓練、あるいは避難計画についてどのようなことをしてこられたのか。

 

13.次回会合の交渉

 

##

 でまあこれはじっくりとお答えいただきたいところなんですよ。簡潔にお答えいただいて、次にですねこのような機会を、今日のお答えいただけなかったことも踏まえて、次にこういった場を持って戴きたいということを要望しますがいかがでしょうか。

四電奥田)

 いろんな形で 基本的に申し入れがあれば、またお受けしますし、答えられる範囲についてはお答えさせていただくというつもりでおります。

##

 この場は設定しないと仰ったんですか。

四電奥田)

いえいえ、すると申し上げた。

 

##

その時のことは言ってないよ、原子力部についてはどうするのか。

##

 私の質問はお答えいただいてないですが。

 今日のような、把握していない、お答えを持ち合わせていないということにならないような設定をしていただきたい。

司会

原子力部の方来ていましたね、名前わかりませんが。

四電奥田)

メンバーの方については、私どもの方にお任せいただきたい。こういう場は設定しますけれども。

##

 回答がないかぎりなんどでもつづくわけですよ。是非続けていただきたいわけですけれども、きちんとした答えをいただく構造的な場を持って欲しいので、今は、お答えがないんですねこのことについては。

##

 さっきからおっしゃったように、新しい知見を取り入れていくんだ、姿勢としてそうおっしゃったですね、にも関わらず、今、いろんな質問、中西さんなど質問に対して答え出来なかったじゃないですか、奥田さん。ですからやはり、事実について、どうなる、四電としてこうなる、と説明出来る方に是非来て戴きたい。

四電奥田)

それについてはお答えできないんですけれども、さっき仰ったIAEAの安全基準、あるいは、岩波の指摘戴いている問題、これは基本的には私どもは規制委員会の審査でちゃんと示しています。

##

 いえいえ、審査の後に出てきた話を、いま指摘したんですよ。

それについてもIAEAの基準にあうかどうか、それからIAEAがフクシマについての事故評価報告書を8月31日に出してるんですけれどもそれについても四電勉強しないといけないはずなんですよ。

四電奥田)

 必要な情報の継続入手検討についてはもちろん継続してやっていきます。

##

 やっていくというがちょっとね、規制委員会の規制ないところ指摘されると、ものすごく安心出来るんですけど。

四電奥田)

規制委員会の方が受け止めたよやりますよ、といえば当然これやります。

で、今われわれとしては規制以外の部分も必要と判断すればやっていきます。もちろん。

##

そこのところが充分にお答えなかったから…

四電奥田)

いま答えたということでご理解ください。規制、法令以外の。

 

##

 答えを持ち合わせていない、把握していない、というのは2度3度じゃなかったですね。

そのことについて答えを出せる方に、次は来ていただきたいということと、

 

3.佐田岬半島の避難困難者問題

##

 原子力防災について##していく、と仰ったわけですから、今日この時間だけでとても出来ないと推測しますので、継続しますので、お答え戴きたい。

四電奥田)

なにをしていくか、はもちろん先般の総合防災訓練、あれを踏まえた検討がこれから行われますから、その中で、分析なにが重要か、そういう話が整理されると。

 

##

整理されてないんですか。

四電奥田)

もちろん避難の基準等々、地域防災計画の策定の中で検討されているというふうに理解していますけれども、当然、先般の訓練ふまえて、されるべきだろう。それに対して我々は。

 

##

 複合災害について、全く対応できない、佐田岬の5千人というそのことはっきりしたわけですが、それについて四国電力はどういう風に考えどういうところで対応していくかをお聞きしたいんです

四電奥田)

それはこれからの

 

##

いままでは整理されてなかったわけですね、あくまでこれからということですねか。

四電奥田)

 いえいえ、今まで避難あるいは、

 

##

どんな対策です。

四電奥田)

われわれ事業者まずは事故を起こさない対応です。

 

##

 起こるということで避難訓練しているわけでしょう。そんなこと言ったら訓練する必要ないじゃないですか。ですから、これ今後、まあ司会の皆さんに次回を詰めて戴きたいんですが。

##さんが何か。

 

##

 伊方原発から10キロの所の八幡浜市に住んでいるものなんです。こないだ国の主催の防災訓練が行われまして、私見に行きました。

でも施設の方職員さんですよ、それは職員の方が2人出てお年寄りを誘導する訓練をされましたけれども、それはもうほんとにすたすたすたすたと歩かれる方ばかりですけども、実際に伊方で施設に入っておられるお年寄りはもうほんとに腰が曲がって歩くのもおぼつかないような方たちばかりなんですよ、そういうかたたちを原発の震災の時にどのように避難させるのかそれはとても見ておられませんでした。

 

 四国電力さんの何日も掛けて1軒ずつ廻られて住民を説得されたようですけれども全然その説得はきいていません、わかってない。そして逃げることも逃げ方もわかっていない。私伊方の人たちにその後聞いたら、もうわたしらは捨てられるのよ、そういう返事しか返ってきませんでした。どうせ私らは見捨てられとる、見捨てられると言う住民の声ですよ、それをあなたたちは一生懸命説明に行ったとかみんなに理解してもらうために回ったとかいうけれどもそんなことは決してありませんでした。

 

 私も一軒ずつ廻りましたよ、お年寄りの家、伊方の家一軒ずつの家を回ってお聞きしました。そしたらもう先がないけん、どうせ死ぬんやけん、そーゆー絶望的な話ばっかりでした、希望のある話はありませんでした。

 それで四国電力が回っている回っている、何が回って何を説明しているのか、逃げ方も何にも分かりません、逃げるところもわかりません。

 私自身も逃げ方も分かりません。八幡浜市ですけれども逃げ方もわかりません。どうやって逃げたらいいのか具体的に教えてもらいたいと思います。そういうお年寄りの方たちばっかりがおる所を回った。どういう風に廻ったのか、またどういう風に住民の方を納得させたかをお聞きしたいと思います。

四電奥田)

 そういう方いらっしゃる、われわれ、きびしいお言葉と受け止めました。もちろんこれからの説明を繰り替えさせていただきます我々、いまおっしゃったようなことがあるということは我々も、

 

##

 一番の苦しみは再稼働あるということですよ。再稼働あるということは住民の方たちは、いずれ自分らがああいう風になるんや、福島のようになるんやというふうな諦めを持ってます。再稼働があるということが住民の方たちの大きな負担になってます、それを取り除いてあげてください。

再稼働しないでもらいたい。私自身がもう再稼働の所に住んどきたくないんです。でも八幡浜市にしか住めないから私は住んでるけど、再稼働決してしないでもらいたい。それをお願いに来たんですよ今日は。

あなたたちにお願いするのは、それだけです、再稼働やめてください。

##

やめるべきだ。

四電奥田)

ご意見承って、もう一回##致します。

4.再稼働の必要性

 

##

 する必要ないでしょう。だって止めとっても電気足りてたんだから。

四電奥田)

時間だいぶ過ぎとるんですが。

 

##

 追加質問で出した最後の項目に、再稼働を反対する人50%以上ところによっては80%を超える人たちが、再稼働に反対しているわけですた。これまでは火力発電の燃料費かさむから再稼働辞められない、というご主旨だったんですけど、燃料が半減ぐらい、下がっていますよね。

それと株主総会に出てわかるように、一応黒字である、そして、幹部の方の報酬引き上げた3分の1以上。そして私たちに値上げを下げようとしなかった、幹部の人の報酬引き上げたにも関わらず、私たちには電気代電力料金を下げるということをしなかった。にも関わらずまた再稼働するというのは言われていますけれども、一体理由はなぜなんですか。

お答えいただかなったんで、

##)再稼働やめるべきだ。

四電奥田)

再稼働の必要性については先ほどお答えしたと思っておりますけども、今の状態がけしてエネルギーの安定供給上の、

 

##

安定供給してるじゃないですか四年間。

四電奥田)

今の状態でもし、当然停電が発生します。

 

##

地震が起こったら、高知県民は非常に心配なんです。

四電奥田)

だいぶ時間過ぎておりますから。

 

##

 これは補足ですけど、今の関連、株主会の##。先ほどですね、四国電力から株主宛にこういう文書が送られてきた。配当ですね。ちょっと問題だということがあるんですけど、当上期決算につきましては前年度に引き続き黒字を計上できました。当期は中間配当につきましては伊方発電所3号機の再稼働の時期が流動的であることから先行きの業績が見通すこと困難、従って配当は見送りさせていただきます、こういうくだりあるんです。これはねえ、いかにも配当が欲しければ再稼働認めろとこういう言い方ですよ。これは株主を愚弄してますね。

##)こういう文書を出すのがおかしい。

##

それでね、先ほどの方の先行きの見通しが困難という、あきらかな理由ははっきりしているんですよ。世論の大半が反対しているんですよ、これはっきりしている。

安全推進派が言っていた、安全ではない、しかも原子力は安くない、しかも電気は足りてる、地元住民は同意が取れてない。

避難計画はなんちゃできていない。

こういうこと全て再稼働の前提崩れているんですよ、出来てないのに納得していない、と。

 だからね、私らね、原発の稼働四国電力けしからんと思っていますけれどもやっつけようと思っているんじゃないですよ、前から株主総会で言っていますけれども、私たちはね、こんなんですよ東電を反面教師にして、原発を廃炉にしてくれ、むしろ四国電力を9電力の一番先頭を切って脱原発を舵を切ってくれ。

 話戻りますけれどもね、原発と黒字、これなんか関係あるように言っていますけれども、あれ##ですよ、再稼働してないむしろ原発と手を切ることによって、健全経営が出来るんですよ。そして廃炉が出来るんですよ、沖縄電力見習ってください、ぜひ四国電力はこの機会に健全経営立ち直ってくださいそういう観点でぜひ真摯に対応して下さい。

##)再稼働は中止だね。

四電奥田)

ご意見承っておきます。

 

14.その他

 

##

1分だけすいません、事務的なことですが、私、再稼働阻止全国ネットワークという組織で10月11月と御社の東京支店を訪問しまして、質問と要請書を出しました。それについて充分なお答えがなかったので、電話で応対しただけなんですよ。できたらこういう形でお願いさせていただきたいとお願いと。

それから一つ今粗雑なものですが、用意しました。支社で、できたら東京支社でお答えいただきたい。来月お願いしようと思いますので。

##

 世論は再稼働中止ですよ。世論はね、我々だけが言っているんじゃないですよ。

13.次回会合の交渉

 

司会

 これで、とにかく答えていただけないことが多すぎる、我々以前は技術者の方も出てきたわけですから、そちらとして対応出来ないわけではないので、技術者の方も一緒に参加していただきたい、今日お答えいただけなかったこと、もう一回出させていただきますので、それに対して次回また今度はキッチリとした形でお答えいただきたい。

それから、僕らが、規制委がOKしたから規制委がOKしたから、さっきから何度も言う、私たち規制委自体を信用していません、安全審査をしたんじゃなくて、規制に通る審査をしただけだとはっきり言っているんですから、もう安全を保証してもらわないかぎり私たちは再稼働を容認することができない。

 事故を起こしたらどういうことが起きるかよく最初の頃議論の中で自動車も事故起こすやないか、言われてましたけれども、事故が起きたらどういうことが起こるかを残念ながら福島が証明してしまった。絶対に安全だ、とウソをついてきたのが、先ほどから繰り返しているように事故が起こらないようにすることが事業者の責任だという風に変わってしまっているんで。

そこのところが私たち安全が保証されていないということなので、もう一度規制庁がじゃなくて####一義的に安全だということを示してもらいたいということをお願いしたいと思います。

##

お約束くださいますか。

四電奥田)

承っておきます。

##

次のこういう会合をお約束いただいたということでよろしいですか。

四電奥田)

次には設けさせていただきます、要望書いただきましたら。

( )( )

ありがとうございました。